2023年4月開校予定の「神山まるごと高専（仮称）」、8月に開校後の授業などを疑似体験できるサマースクール開催

　2023年4月開校を目指す私立高等専門学校「神山まるごと高専（仮称・認可申請中）」が、2022年8月にサマースクールを開催することを発表した。

　2023年4月に開校を目指す私立高等専門学校「神山まるごと高専（仮称・認可申請中）」は、テクノロジー、デザイン、起業家精神を中心とした学習を通して、社会を切り拓く「モノをつくる力で、コトを起こす人」の育成を目指す。現在想定しているカリキュラム内容の一部の公開、学費無償化の発表、新校舎の着工など、1年後の開校に向けて準備を進めている。

　中学生および保護者向けに実施しているオンライン学校説明会には、延べ400名近くが参加しており、開校後の学びや生活の仕方について具体的に興味・関心を持つ人が増えた。そこで今回、キャンパスを構える予定の徳島県神山町を舞台に、同校の授業を体験できるサマースクールプログラムの提供を決定した。参加者は、本校学校長予定の大蔵峰樹氏や他職員とともに、開校後に予定する授業や神山町での暮らしを5泊6日の日程で体験できる。

　開催日は、A日程が8月2日～7日、B日程が8月9日～14日の2回で、1回につき19名の計38名が参加可能。参加費は6万円。参加には、同校が掲げる「テクノロジー」「デザイン」「起業家精神」の3つの軸に関しての興味関心や、これまで熱心に取り組んだことなどを表現する選考課題の提出がある。