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クーリード、AIによる通信制高校生徒のケアを実現するチャットボット「Usano」を開発

 クーリードは、通信制高校の生徒ケアのための教育支援ツールとして、生徒ケアAIチャットボット「Usano(ウサノ)」を開発し、今後提供していく。

 「Usano」は、日本初となる生徒ケアAIチャットボット。「Your(あなたの)+左脳(Sanou)」からの造語で、論理的な思考を司る左脳を代行できるツールにしたい、という想いが込められている。

 通信制高校の多くは、生徒1人あたりの教職員数が不足気味であり、かつ教職員の多忙さから十分なケアが行われているとは言いがたいが、AIチャットボットの導入によって24時間365日の対応が実現する。

 日常的なコミュニケーションをはじめ、学校行事や提出物などの連絡、生徒それぞれの悩みや不安などの受け皿としての利用が可能で、AI分析によって励ましてほしいとき、朝起きるのが苦手な生徒など、それぞれの特性やシチュエーションに合ったコミュニケーションができる。

 チャット形式なので、話しにくい内容も気軽に表現可能になるほか、チャット内容の分析からより高度な対応が求められると判断された場合は、教職員へレポートが送られる。

 今後の展開としては、5月よりクーリードが運営に携わっている神村学園通信制高校において運用を開始し、AIのチューニングをさらに進めるとともに、7月頃からは本稼働を開始し、順次一般提供を開始する。なお、平成30年内に音声認識・音声出力への対応も予定している。


【関連リンク】
クーリード

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https://edtechzine.jp/article/detail/734 2018/02/13 13:16

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