米Turnitin(ターンイットイン)は、デジタル採点「Gradescope(グレードスコープ)」日本語正式版の提供を、3月15日に開始した。
「Gradescope」は、紙ベースだけでなくオンラインの課題やソースコードの課題でも作成、採点、管理が可能で、対面授業、オンライン授業、ハイブリッド型学習におけるさまざまな科目と問題形式に対応している。採点にかかる時間を大幅に短縮できるので、教員は授業の質を保ち、学生との時間を増やすことが可能になる。
採点における公平性を保つべく、学生の氏名などを非表示にして採点する機能も備えており、学習評価プラットフォームとして独立しているので、既存のLMS(学習管理システム)との連携によって過去の課題の使用や、新たな問題の作成もできるようになっている。
現在、日本語版以外に英語、スペイン語、韓国語、トルコ語版が提供されており、日本語版の正式提供は2021年9月のパイロット版を経て実現した。
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