学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「選考参加」に関する調査結果を2月22日に発表した。同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2023」来訪者に対して、2月3日~15日の期間に行われ、557名から有効回答を得ている。
調査対象者に、就職活動でプレエントリーを予定している企業数を尋ねたところ、「6~10社」(27.5%)がもっとも多く、「1~5社」(14.0%)を合わせた割合は4割超を占めた。学生からは、「プレエントリーする企業を増やしすぎず、志望度の高い企業の企業研究や選考準備に力を入れたい」「本当に入社したいと思う企業に絞って選考を受けることで、1社1社丁寧に選考を受けたい」といった意見が寄せられている。一方、「11~20社」「21~30社」と答えた学生からは、「自分がどの企業にプレエントリーしているか把握できるのが、20社前後だと思う」「志望業界が決まっていないので、少し多めにプレエントリーしたい」「複数の企業のセミナーや選考に参加することで、自分に合う企業を見つけたい」といった意見が寄せられた。
内々定を獲得したい時期としては、「2022年6月末まで」(26.0%)が最多となり、「3月末まで」や「ゴールデンウイークまで」を合わせると、6月末までに内々定を獲得したいという回答が45.8%を占めている。また、内定式まで(9月末まで)に獲得したいという学生が約8割に達した。
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