芝浦工業大学と追手門学院大学は「大学におけるDX推進シンポジウム」を、3月8日にオンラインで開催する。参加費は無料。
両大学は2021年、それぞれ国の「デジタルを活用した大学・高専教育高度化プラン」事業に採択された。これにより、コロナ前から進めていたデジタル技術とICTによる教育改革をさらに加速させている。シンポジウムでは両大学副学長らによるDXの進捗報告に合わせ、ICTを活用した最先端の教育現場の事例が紹介される。
開催日時は3月8日の13時~15時。参加には事前申し込みが必要。
芝浦工業大学の取り組み「“学生の学びの心に火をともす”ラーニングアナリティクスによる教育改革」
2027年の創立100周年へ向けた5つの取り組み「Centennial SIT Action」。そのひとつ「理工学教育日本一(教育)」において、アップグレードした学修支援システムや教室に設置したデバイスから、「学修ログ」をデータストアで統合的に記録・管理。
その膨大な教育ビッグデータを蓄積、分析・活用し、エビデンスベースの教学マネジメント(大学全体・学位プログラム・授業科目の各レベル)をより強化する。
追手門学院大学の取り組み「統合プラットフォーム構築とAI—ティーチングアシスタントの導入による学修者本位の教育の実現~OIDAI WIL Plus MATCHによる教育の高度化~」
各学習支援システムで蓄積された学修ログを統合し、AI解析により学修成果を可視化することで、学生個人に最適な教育を提供する環境を構築する。これにより、同大学独自の「行動して学び、学びながら行動する」学修スタイルと、ICT等を活用し教育効果を最大化する教育手法を高度化し、学修者である学生本位の教育を推進する。
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