キッズラインは、子育て世代の保護者2073名を対象に実施した、「休園休校にともなう保育」に関する調査結果を2月4日に発表した。同調査は、キッズラインが運営するベビーシッター・家事代行サービス「キッズライン」の会員に対して、2月2日~3日の期間に行われている。
調査対象者に、1月以降に自身の子どもが通う園や学校は休園や休学になったかを尋ねたところ、61.2%が休園・休校になったと回答した。
自身の子どもが通う園や学校が休園・休校になったと答えた人に、休園・休校の連続日数を尋ねた質問では、「7日以上」が44.8%を占めている。
同じく、自身の子どもが通う園や学校が休園・休校になったと答えた人に、休園・休校にともなう子どもの保育として、ベビーシッターへの依頼を行ったかを尋ねたところ、ベビーシッターへ依頼したとの回答が86.1%に達した。
休園・休校が理由でベビーシッターへ依頼したという人に、ベビーシッター1回の依頼時間は、通常時と比較してどれくらい増えたかを尋ねた質問では、「5時間以上」(25.8%)がもっとも多く、そのうち10時間以上依頼したと答えた人は5.7%となっている。
家庭では、どのようなサポートをしてもらいたいかを尋ねたところ(複数回答)、「室内でのサポート」(91%)、「外遊びのサポート」(50.3%)が上位を占めた。
急な休園・休校を経験した人に、困っていることを尋ねた質問(複数回答)では、「預け先がない」(75.4%)、「シッターが見つからない」(53.8%)が上位となっている。
急な休園・休校が今後ある場合に、どのようなセーフティネットがあるとよいと思うかを尋ねたところ(複数回答)、「休園した場合のベビーシッター料金を国や自治体が補助する制度」(78.1%)、「休園時には会社が有給の特別休暇や給与が減らない仕組み作り」(60.6%)、「休園しても医療や介護などエッセンシャルワーカーの子どもは預かる仕組み」(40.8%)が上位を占めた。
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