学情は、2023年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「内々定の獲得状況」に関する調査結果を2月4日に発表した。同調査は、1月25日~31日の期間に行われ、419名から有効回答を得ている。
調査対象者に、1月末時点で内定(内々定)を獲得したかを尋ねたところ、内々定率は19.4%で、前年同時期と比較して4.7ポイント増加した。
文理別の内々定率は、文系が20.9%、理系が16.3%で、2021年12月の調査(文系:15.3%、理系:13.4%)に引き続き、文系が理系をリードしている。なお、インターンシップへの参加やインターンシップ期間の情報収集は、文系学生の方が理系学生よりも積極的な傾向がみられる。
現在までの、累計での内定(内々定)獲得社数は、「1社」(77.6%)がもっとも多く、「2社」(14.1%)がそれに続いた。内々定を獲得している学生1人あたりの、平均内々定獲得社数は「1.44社」、1人あたりの平均内々定保有数は「1.27社」となっており、内々定獲得とあわせて、内々定辞退も行っていることがわかる。
現在、就職活動をしているかを尋ねた質問では、「内々定を獲得し、就職活動を終了」という回答は2.4%に留まり、内々定獲得後も就職活動を継続している学生が多く、「就職活動をしている」が87.1%、「まだ就職活動をしていない」が10.5%となった。
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