LINEは、同社が実施した2021年下期のインターネット利用環境に関する調査結果を2月4日に発表した。同調査は、15~79歳の男女1156名(うち15~59歳は819名)に対して、10月に行われている。
調査結果によれば、スマートフォンでのインターネット利用者は、前回調査から増加して97%を占めたほか、パソコンでの利用者も46%と前回調査(43%)より増加した。スマートフォンとパソコンの併用は46%、パソコンのみでの利用者は減少して1%、構成比としてもっとも多かったのはスマートフォンのみでの利用者(52%)で、前回調査(53%)より微減している。スマートフォン/パソコンでインターネットを利用していない人は2%だった。
スマートフォンでのインターネットの利用者(97%)は、これまでの調査で最高の数値となっており、性別・年代問わず日本全国でスマートフォンを使ってインターネットにアクセスしている人が、徐々に増加していることがうかがえる。パソコンでのインターネット利用者は約4~5割、タブレット端末での利用者は約2割で推移し、いわゆる「ガラケー」の利用者は減少傾向にある。
10~40代のスマートフォン利用者は98%に達しており、2018年10月の調査開始以来、40代以降のスマートフォン利用者が増加傾向となっている。とりわけ年代が上がるほど、スマートフォン利用者の増加傾向が顕著で、50~70代ではスマートフォン利用者が過去最多で、70代では42%、60代では78%だった。
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