IDEATECは、同社が運営する「完全依頼型」リサーチPR「リサピー」が、四年制大学で文系学部に所属する大学1~2年生を対象に実施した、「大学生のレポート作成」に関する実態調査の結果を1月7日に発表した。同調査は、12月13日~15日の期間に行われ、109名から有効回答を得ている。
調査対象者に、より高い評価を得られるレポートを作成するために、気をつけていることとして、当てはまるものを選んでもらったところ(複数回答)、「客観的な根拠としてデータを用いる」が59.6%、「授業内容を盛り込む」が49.5%、「テーマを狭く絞り込む」が30.3%だった。
そのほかに、より高い評価を得られるレポートを作成するために気をつけていることを、自由に答えてもらった質問では、「自分の意見を明確にする」「独自性を入れる」といった回答が寄せられている。
より高い評価を得られるレポートを作成するために気をつけていることとして、「客観的な根拠としてデータを用いる」と答えた人に、普段のレポート作成でデータが必要になった際に、どこで探しているかを尋ねたところ(複数回答)、「論文」が75.4%、「文献」が69.2%、「インターネット情報(論文/文献/公的機関のレポートを除く)」が50.8%だった。
同じく、より高い評価を得られるレポートを作成するために気をつけていることとして、「客観的な根拠としてデータを用いる」と答えた人に、求めているデータがなかなか見つからず、探すことを諦めてしまった経験の回数を尋ねた質問では、「10回以上」が18.5%、「5回以上10回未満」が16.9%、「2回以上5回未満」が43.1%、「1回」が1.5%だった。また、「諦めた経験はない」という回答も20%となっている。
自ら行った調査の結果(データ)をレポートに含めれば、レポートの高評価につながると思うかを尋ねたところ、「とても思う」が34.8%、「やや思う」が48.6%となった。
調査会社が、レポート用のデータがほしい大学生向けに、無料でリサーチを行ってくれるとしたら、依頼してみたいと思うかを尋ねた質問では、「とても思う」が28.3%、「やや思う」が40.4%となっている。
調査会社が、レポート用のデータがほしい大学生向けに、無料でリサーチを行ってくれるとしたら、依頼してみたいと「とても思う」「やや思う」と答えた人に、調査会社に依頼してみたいリサーチについて自由に答えてもらったところ、「質問紙調査やインタビュー調査など」「統計データ」といった回答が寄せられた。
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