アカリクは、大学院を修了し、企業で5年以上働いている人を対象に実施した、「大学院経験のビジネス活用」に関する調査の結果を12月22日に発表した。同調査は、12月2日~4日の期間に行われ、108名から有効回答を得ている。
調査対象者に、大学院を通じて培った研究プロセスや思考法などは、実際に仕事を行う場面で活かされていると思うかを尋ねたところ、「非常に思う」が19.3%、「やや思う」が30.6%だった。
大学院を通じて培った研究プロセスや思考法などが、実際に仕事を行う場面で活かされていると「非常に思う」「やや思う」と答えた人に、具体的にどのような場面で活かされているかを尋ねた質問(複数回答)では、「調査・リサーチ」が72.2%、「資料・レポート作成」が61.1%、「課題定義」が59.3%となっている。
同じく、大学院を通じて培った研究プロセスや思考法などが、実際に仕事を行う場面で活かされていると「非常に思う」「やや思う」と答えた人に、具体的にどのような場面で活かされているかを自由に回答してもらったところ、「目標設定とそのプロセスを考えるとき」「仕事面で困難にぶつかったときなど」「効率化したい時」「語学や人脈を活かせたとき」といった回答が寄せられた。
大学院を通じて培った経験は、現在の職場において評価されていると思うかを尋ねた質問では、「非常に思う」が13.9%、「やや思う」が33.3%となっている。
大学院を通じて培った経験が、現在の職場において評価されていると「非常に思う」「やや思う」と答えた人に、評価を感じる瞬間や場面について自由に答えてもらったところ、「入社時の職位」「文献などの情報集積を行ったプレゼンなどの場面」「給与面」「他職種を交えた研究会などの会議での場面、日常の業務で行っているレポートなどの資料作成場面」といった回答が寄せられた。
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