キャリア教育オンラインスクール「Dream Driven(ドリーム ドリブン)」を運営するミライメイクは、6歳~9歳の子どもを持つ保護者を対象に実施した、「子どものキャリア教育」に関する調査の結果を12月7日に発表した。同調査は、11月8日に行われ、1048名から回答を得ている。
調査対象者に、これからの世代を担う子どもたちには、自分たちの時代(親世代)とは異なる形の教育が必要だと感じるかを尋ねたところ、「とてもそう思う」(38.6%)と「ややそう思う」(51.9%)を合わせた割合が9割に達した。「とてもそう思う」「ややそう思う」と答えた人に、自分たちの時代(親世代)とは異なる形の教育が必要だと思う理由を尋ねた質問(複数回答)では、「昔とは違う常識、価値観に変化してきている」(67.4%)がもっとも多く、以下「昔とは違う知識、スキルが求められる時代になっている」(59.6%)、「人生の選択肢に多様性のある時代になっている」(45.2%)が続いている。
子どもが将来なりたい職業について知っているかを尋ねたところ、「はい」は60.4%、「いいえ」は39.6%だった。子どもの将来について、親子で話し合う時間を確保できているかを尋ねた質問では、「どちらともいえない」が27.8%、「あまり確保できていない」が14.2%、「まったく確保できていない(話し合っていない)」が4.5%となっている。
2020年度から小学校でキャリア教育が本格導入されていることを知っているかを尋ねたところ、「いいえ」が73.8%に達した。親子で将来について話し合う時間(キャリア教育の時間)が長いほど、子どもの学習意欲向上につながるといわれていることを知っているかを尋ねた質問では、「知らない」が74.0%を占めている。
小学校低学年へのキャリア教育導入によって、子どもの学習面のどのような部分の変化や向上を期待するかを尋ねたところ(複数回答)、「勉強に対する意欲、関心を持つこと」(52.4%)が最多で、「コミュニケーション能力の向上」(51.4%)、「努力や継続ができる力を身につけること」(49.3%)がそれに続いた。
現在、家庭でオンライン教育を取り入れているかを尋ねたところ、「いいえ」が67.5%を占めている。親子で受けられるキャリア教育についてのオンライン授業があったら活用してみたいと思うかを尋ねた質問では、「とてもそう思う」(19.2%)と「ややそう思う」(47.2%)を合わせた割合が6割超に達した。
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