インフォディオは、平成29年7月29日から実施していたダンボールロボット「embot」の先行体験版の販売実証試験を終了した。今回の販売実証試験の結果を踏まえて、平成30年夏頃には改良を加えた本格商用版「embot」の発売を予定している。
先行体験版の販売にあわせて計3回実施された、購入者向けの体験セミナーでは、参加者が「embot」先行体験版でオリジナルのダンボールロボットを作るとともに、プログラミングを行い、セミナーの最後にはプログラミング内容について発表する場も設けた。
セミナー参加者に対して行ったアンケートによれば、教材やセミナーの満足度について5段階評価で最高の「5」と回答した人が9割を超えており、評価の高さがうかがえる結果となっている。
「embot」は、NTTドコモの新規事業創出プログラム「39works」から生まれた、ダンボールでできたプログラミング教育用ロボットで、インフォディオはサービス提供・販売・運営を担当する。
ダンボールを用いたロボットを自由に組み立てることで、電子工作やものづくりの基礎が学べるほか、タブレット端末やスマートフォンを使ったビジュアル・プログラミングによってロボットを簡単に操作できる。
夏頃の発売を予定する本格商用版では、先行体験版の購入者から要望の多かった機能を追加するほか、より自由なカスタマイズを可能にするなどハードウェア面を進化させるとともに、プログラミング初心者がより簡単に、より体系的にプログラミングを学べるようアプリ/ソフトウェア面を改善するなど、学習コンテンツとして充実させていく。
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