e-CHANNELは、同社が運営するWebメディア「ほいくis(ほいくいず)」が全国の保育者を対象に実施した、新型コロナウイルス感染症対策に関するアンケート調査の結果を、11月4日に発表した。同調査は、9月14日に「ほいくis」の公式Instagramアカウントにて行われている。
「おもちゃや絵本の消毒、どうしてる?」という質問には、1098件の回答が寄せられ、「毎日消毒」(75.8%)がもっとも多く、「消毒できるものしか使わない」(9.7%)、「数時間おきに消毒」(7.9%)、「1日に使っていい個数を制限」(6.6%)がそれに続いた。
「給食のとき、どうしてる?」という質問には、1594件の回答が寄せられ、「アクリル板を付ける」(34.0%)が最多で、以下「グループになって食べる」(32.7%)、「全員同じ方向を向いて食べる」(24.7%)、「席をくっつけないでバラバラで食べる」(8.6%)が続いている。
「子どもたちのマスクの着用、どうしてる?」という質問には、1632件の回答が寄せられ、「年齢によって着用」(58.2%)がもっとも多く、「家庭に判断を委ねている」(20.8%)、「園にいる間は誰もつけていない」(19.7%)、「お散歩のときだけ着用」(1.3%)がそれに続いた。
そのほか、感染症対策関連で対応に困った場面としては、「熱が出ても保護者が迎えに来ない/体調が悪くても預ける家庭がある」「子どもたちの密を回避するのが難しい」「具合が悪い子のきょうだいへの対応が難しい」「保護者がマスク未着用/消毒をしない」といった回答が寄せられている。
また、感染症対策における工夫としては、「コロナについての絵本を読んでいる」「床にお花のマークを貼り、その上に座ってソーシャルディスタンスをとる」「本までは消毒が行き届かないため、読む前に子どもたちの手を消毒する」といった回答が寄せられた。
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