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AI型教材「Qubena」、2022年度に国語・英語・社会・理科で2万4000問を追加

 COMPASSは、同社が開発・提供するAI型教材「Qubena(キュビナ)小中5教科」の問題数について、2022年度に国語・英語・社会・理科の4教科で2万4000問の新規追加およびアップデートを行うことを、11月1日に発表した。

 現在「Qubena 小中5教科」には、4万3000問の問題が搭載されている(別途、漢字と英単語の問題も約10万3000問搭載)。

 今回の新規問題追加およびアップデートでは、活用シーンに応じた個別最適化のさらなる推進のため、予習・復習・授業内での演習など利用目的に合わせた問題バリエーションを強化。予習として取り組む問題であれば選択式や並べ替えで問題文にヒントや誘導を盛り込む、授業後の復習であれば手書きで知識の定着を問う、細かなステップに分けることで自然な理解を促すなど、問題の問い方や難易度設定が工夫されている。

 例えば英語には、文法項目別に学ぶ「文法」と、日常に存在するシチュエーション別に学ぶ「Can-do」の2種類の問題が追加される。

 「文法」では、授業前の予習から授業の導入、授業後の復習にも使えるよう、用途に応じた問題がラインナップされている。予習や導入用としては、序盤に文法項目の定義や働きを学ぶ問題を用意。また、細かなステップに分かれた問題構成で、解き進めるうちに文法の働きや構造を自然と理解できるようになっている。

「文法」問題の例
「文法」問題の例

 「Can-do」では、日常に存在するシチュエーションをもとに、4技能をフルに活用しながら学んでいく問題がラインナップされている。子どもたちの想像力をかきたてる豊富なイラストで、文法を意識せず自然な形での英語を学んでいくことができる。

「Can-do」問題の例
「Can-do」問題の例

 なお、今年10月には新たな機能として、搭載されている問題の一覧を確認できる「搭載問題一覧」と、過去の学習データに基づき、章・節ごとにA~Dの4段階で習熟度を確認できる「児童・生徒の習熟度可視化」が追加されている。今後も、順次新機能がリリースされる予定。

 さらに、現在AIドリルを含むICT教材の導入を検討中の自治体や学校の担当者を対象とした「Qubena 小中5教科」に関するオンライン説明会が開催される。開催日時は11月4日、11日、18日、25日の16時~17時で、Zoomを使用して行われる。参加費は無料で、事前申し込みが必要。

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