ディスコは、2022年3月卒業予定の大学4年生(理系は大学院修士課程2年生含む)を対象に実施した、SDGsの認知度、企業のSDGsへの取り組みと就職志望度の関連のほか、入社予定企業で取り組みたいことなどに関する調査結果を、10月4日に発表した。同調査は8月2日~11日の期間に行われ、1055名から回答を得ている。
調査結果によれば、SDGsについて「詳しく知っている」(22.7%)、「ある程度知っている」(63.9%)を合わせた、SDGsの認知度は8割超に達した。
SDGsを知った時期は、「大学1、2年生の時」(37.7%)がもっとも多く、「大学3年生(修士1年生)の時」(32.6%)が僅差で続いている。また、SDGsを知ったきっかけは、「学校の授業」(43.1%)が他を大きく引き離して最多となり、以下「テレビ・新聞・雑誌など」(24.3%)、「就職活動・インターンシップ」(16.4%)が続いた。
企業のSDGsへの取り組み度合いが、志望度に影響するかを尋ねたところ、全体では「とても影響する(志望度が上がる)」が7.3%、「やや影響する(志望度がやや上がる)」が33.9%と、合わせて4割程度に留まっている。一方で、就活中にSDGsについてよく見聞きしたグループに限定してみると、「とても影響する(志望度が上がる)」が14.9%、「やや影響する(志望度がやや上がる)」は44.6%と、約6割に達した。
SDGsにおける17の目標のうち、自身の関心が高いものとしては「すべての人に健康と福祉を」、入社予定企業が貢献できると思うものとしては「産業と技術革新の基盤をつくろう」が、それぞれ1位となっている。
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