COMPASSは、同社が提供するAI型教材「Qubena(キュビナ)」の利用者数が2020年9月時点の20万人から、本年度2.5倍の50万人(導入校数1800校)を突破したことを、8月19日に発表した。
本年4月より提供を開始した「Qubena 小中5教科」では、小中学校の主要5教科に対応するとともに、一人ひとりの定着度を加味した出題により効果的な復習を行える機能を搭載した。これにより、以前から採用している一人ひとりの習熟度に応じた個別最適化機能に加えて、これまでAIドリルでは弱いとされてきた、知識・技能の定着についても効果的に行うことができるようになった。
7月からは新たな機能として「5分間復習機能」「グループ機能」が加わった。
「5分間復習機能」は現在ベータ版として提供されている。5分間で教科ごとにスピード復習ができる機能で、過去に解いた問題や関連する問題から、最適な問題×効果的なタイミングで、AIが復習問題を出題する。授業内での活用だけでなく、家庭学習時など、児童生徒自身で復習問題に取り組むことができる。
「グループ機能」は、クラス以外のグループでワークブック配信や学習履歴を確認できる機能。学年全体、習熟度別グループ、異学年混合グループなど、目的に応じたグループ設定が可能となる。
今後も、現場の教員より多く要望があった、教材研究をより便利に行える機能など、順次新たな機能のリリースを予定している。
なお同社は、現在AIドリルを含むICT教材の導入を検討している自治体や学校の担当者向けに「Qubena 小中5教科」に関するオンラインでの説明会を開催している。
開催日時は8月26日、9月2日、9日、16日の16時~17時。Zoomを使用してオンラインで行われる。参加費は無料で、事前申し込みが必要。
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