マイナビは、2023年3月卒業予定の全国の大学3年生、大学院1年生を対象に実施した「マイナビ 2023年卒大学生インターンシップ・就職活動準備実態調査(7月)」の結果を、8月23日に発表した。同調査は、7月20日~31日の期間に行われ、5149名(文系男子:968名、文系女子:2606名、理系男子:723名、理系女子:852名)から有効回答を得ている。
調査対象者に、7月末時点でインターンシップ・ワンデー仕事体験に応募したことがあるかを尋ねたところ、応募したことがあるという回答は前年比1.9ポイント増の90.5%に達した。
インターンシップ・ワンデー仕事体験に応募したことがないと答えた人に、その理由を尋ねた質問では、「他のことで忙しく、エントリーをする時間が取れなかった」(47.1%)、「活動を始めたばかりでそもそも存在を知らなかった」(21.9%)が上位となっている。
7月までにインターンシップに参加した学生は、前年比10.2ポイント増の44.4%だった。
現在、自身の就活準備がどれくらいできているかを、100点満点で自己採点してもらったところ、「21点~40点」(40.5%)がもっとも多く、「0~20点」(27.0%)がそれに続いている。なお、平均点は30.7点だった。
就活準備の自己採点と、希望するインターンシップの期間をかけあわせると、自己採点が低いグループは短期プログラムを望む傾向にあり、自己採点が高いグループは長期プログラムの希望が多い。
社会人になったときの理想の働き方を尋ねた質問では、リモートワークの利用希望が73.8%(「自身の都合に合わせて出社かリモートワークかを選べるとよい」(53.1%)と「シフト制で出社とリモートワーク併用がいい」(20.7%)の合計)に達している。
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