翔泳社が運営するICT教育のWebメディア「EdTechZine」では、第6回オンラインセミナー「GIGAを加速させる! 保護者との協働」を8月17日に開催します。参加費は無料です(事前登録制)。
EdTechオンラインセミナーでは、これからの時代に必要な教育を参加者の皆さまと一緒に考えていきます。第6回はICT活用先進校である、さとえ学園小学校の山中昭岳先生と、宝仙学園小学校の吉金佳能先生にご登壇いただきます!
両校は、GIGAスクール構想に先駆けて1人1台環境を実現し、ICT活用の面でさまざまな挑戦を行ってきました。その中で特に重要なポイントとなったのが「保護者との協働」です。セミナーではそれぞれの取り組みを紹介しながら、端末をフル活用するための環境について考えていきます。
「GIGAを加速させる! 保護者との協働」登壇内容
我々の学校は、現在、CYOD(Choose Your Own Device)という、各家庭が指定OSの端末を購入して(スペック/サイズ/カラーなど自由)活用するスタイルで端末導入を進めています。
両校とも早くからICTを導入し、チャレンジングな活用を試みてきました。その中で、ド派手なやらかし期を経験し、テクノロジーのイタチごっこにも全力でのっかってきました。
そして気がつけば、遊び道具に……。
そんな流れに終止符を打つべく、キーとしたのが「保護者との協働」です。ICTで学びを変えるには、保護者との協働なくしてあり得ません。
本セミナーでは、両校のICT導入の軌跡を振り返り、保護者との協働という視点から、各校の特徴的な取り組みについて紹介します。
さとえ学園小学校は、保護者とともに創り上げている「レベルアップ型ルール」について、宝仙学園小学校は、先駆けて実施してきた保護者対象の「ICT教育体験会」や入学前の「ICT導入説明会」の様子について紹介します。
我々が見据えているのは、マルチOSのBYOD(Bring Your Own Device)です。ICTを文具、いや空気のような存在とすべく、保護者と協働して教育を創っている様子を紹介します。
セミナーではQ&Aコーナーを設ける予定です。質問は事前にも受け付けています。(すべての質問への回答は難しい旨、ご了承ください)
山中昭岳氏プロフィール
さとえ学園小学校カリキュラム・マネージャー。
同校の研究・研修、ICT、学校運営に関わる全般を企画する立場として、2018年度全校児童iPad1人1台一斉導入を牽引。突然の休校での対応も事前に察知してシステムを構築し、翌日からリモート授業を展開する。その取り組みや実践は、NHKや各種書籍など、多くのメディアにも取り上げられる。さとえ学園小学校のICTの取り組みが紹介された書籍『一人1台のルール――自由に情報端末(デジタル)を使えるようになるために』(さくら社)が6月に発売。
吉金佳能氏プロフィール
宝仙学園小学校教諭。同校の理科専科、ICT教育研究部主任。
現在は、東京私立初等学校協会理科研究部主任も務める。東京地区有数のICT先進校の同校で、ICT教育研究を牽引。2020年度より全校児童1人1台iPad体制へ。共著の『GIGAスクール構想で変える! 1人1台端末時代の授業づくり2』(明治図書出版)が7月に発売。その中で、第3章「子どもと保護者とともに考える端末導入」を執筆。
開催概要
- 日時:2021年8月17日(火)20時~21時15分
- 会場:オンライン開催(Zoom)
- 参加費:無料(事前登録制)
- 参加対象:教職員などの学校関係者、教育委員会関係者
- 定員:400名(先着順)
- 申し込み方法:専用申し込みフォームで受付
- 締め切り:2021年8月16日(月)13時
なお、申し込みにはEdTechZine読者会員(無料)である必要があります。会員登録がお済みでない方は、以下のボタンからご登録ください。会員特典として、セミナーへの参加が可能となるほか、EdTechZineの記事全文を無期限でお読みいただくことができます(非会員の方は公開後48時間まで)。
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