信頼性の高い環境でデータを保管【サポートと管理編】
Q8:データの管理は大丈夫?
A8:安心安全に国内のデータセンターで守られている。
学校におけるICT活用が進むと、さまざまな学習データがクラウドで保管されるようになる。そうなると、安心安全にデータが守れているかどうかという点が気になるもの。マイクロソフトでは教育機関のデータを国内2カ所のデータセンターで強固なセキュリティのもと、保管している。
万が一、何らかの物理的なトラブルがあった場合も、直ちに対応が行われる。日本セキュリティ監査協会(JASA)が認定した「クラウドセキュリティ(CS)」で特に厳しい監査によって取得できるゴールドマークを所持していることもあり、その信頼性は高い。
個人情報を広告に利用するといったこともないため、学校でも家庭でも安心して利用ができる。
Q9:Officeは無料で使えるの?
A9:ブラウザ版Office「Office 365 A1」は無償で使える。
ブラウザ上で使える「Office 365 A1」は、学校等の教育機関向けに無料で提供されている。WordやExcel、PowerPoint、OneNote、Outlookの5つのOfficeアプリだけでなく、TeamsやForms、OneDrive、Streamなどのサービスも使えるため、個人での学習だけでなく、クラスでの協働作業、オンライン授業なども実施できる。
なお、有料プランの「Office 365 A3」ではパソコンやスマホを含む複数台での利用のほか、管理やセキュリティツールなどの機能が追加されている。
Q10:身体に不自由がある人をサポートするアクセシビリティの機能は簡単に利用できるの?
A10:学習時の困難を支援するさまざまなツールと機能を標準搭載。
読み書きの困難には音で聞いたり、ハイライトをつけたり、フリガナを振ることができる。また、見る・聴くの困難に対しては、拡大・縮小や音声による読み上げがされるなど、機能が豊富である。また、Windowsは弱視やディスレクシア(文字の読み書きが困難な障害)の人に配慮したUDフォントが標準搭載されている。
高校卒業後に向けてスキルを磨ける選択を
以上、WindowsやOfficeについて、学校現場での疑問・悩みとしてよく挙がるものをまとめた。「Windowsでは不便なのでは?」と思われていた機能やサービスは、現在は改善され、利便性が大きく向上していることがわかる。
高校では、長文のレポートを書く機会も増えるため、ますますOfficeの需要は高まる。日本語の縦書きやルビ、送り仮名などにも対応しているWordは、論文などの長文を書く際にも、非常に重宝する機能を多数備えている。
また、大学生になれば、研究やレポートでWordだけでなく、ExcelやPowerPointを使うことも多い。日本の国内企業の96%(※1)がWindowsを利用しているという調査も出ており、社会に出て働く場合でも、高校生のうちからOfficeのスキルを磨いておくことは大きな武器となるだろう。
これからの高校生は、小学校、中学校で「1人1台」のICT活用を体験し、パソコンをはじめとしたデジタルの活用にますます長けていくだろう。そうした下地がある上で、社会に出てからも活用しやすいWindowsとOfficeを使うことで、その先の大学、社会に向かってスキルを磨いていくことが期待される。
今回紹介した動画とあわせて、Windowsを活用した学びを検討してみてほしい。
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- ※1:MM総研 国内パソコン稼働台数の推移と予測(2020年7月)より