マイナビは、2022年卒業予定の全国の大学生、大学院生を対象に実施した「マイナビ 2022年卒大学生 活動実態調査(5月)」の結果を、6月7日に発表した。同調査は、5月25日~31日の期間に行われ、7252名(文系男子:1337名、文系女子:3357名、理系男子:1195名、理系女子:1363名)から有効回答を得ている。
調査結果によれば、2022年卒業予定の大学生・大学院生の5月末時点での内々定率は59.9%(前月比19.0ポイント増、前年比11.9ポイント増)、平均内々定保有社数は2.0社(前年比0.3社増)だった。また、31.4%が就職活動を終了したと答えている。
未内々定者に、現在何社の選考を残しているかを尋ねたところ、平均は4.2社だった。今後の方向性については「今まで通り進める」(39.6%)が一定数存在するものの、「業界の幅を広げる」(41.1%)、「職種の幅を広げる」(24.1%)といった回答が多い。なお、これから10社以上の選考を受ける予定の未内々定者も26.1%に達している。
5月の大学登校日数を尋ねた質問では、文系学生は40.5%が登校しておらず、登校日数が「週1日程度」の学生と合わせると74.9%に達した。
職活動に関する相談をした相手としては、「父親・母親」(58.7%)や「大学内の友人」(52.4%)が多く、「学校職員・キャリアセンター」は26.5%に留まっている。
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