リクルートは、同社の研究機関である就職みらい研究所が、調査モニターの大学生・大学院生を対象に実施した「就職プロセス調査」の結果を、5月21日に発表した。同調査は、2022年卒業予定の大学生(1370名)および大学院生(447名)に対して、5月15日~17日の期間に行われている。
調査結果によれば、5月15日時点の大学生の就職内定率は、前年同月比10.0ポイント増の59.2%だった。
21年卒では、緊急事態宣言下で対面での選考活動が制限され、5月以降の内定取得に停滞がみられたものの、2021年は内定率が増加しており、Web上での面接は前年と比べて実施率が高くなっている。
前年5月には少なくなっていた対面での面接も、5月15日時点で前年と比較して高くなっており、説明会や初期選考はオンライン、最終選考はできる限り対面でという併用・使い分けも進んでいることから、同研究所は面接後期のタイミングで前年のように停滞することなく、緊急事態宣言下においても20年卒と同水準と結論付けた。
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