BABYJOBは、20~60歳の保育士161名に対して実施した、「保育士1年目の悩み」に関する調査結果を、4月12日に発表した。同調査は、2月1日~28日に東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、静岡県、愛知県、大阪府、兵庫県、滋賀県を対象に行われている。
保育士の悩みのうち、もっとも多かったのは「子どもとのかかわり方」で、とりわけ「子どもへの注意の仕方が分からない」「自分の判断に自信が持てない」「先輩はできているのに自分にはできない」といった、保育に対する不安の声が目立った。
2位は「職場の人間関係に関する悩み」で、先輩保育士に委縮してなかなか相談できなかったり、うまく仕事が進められなかったり、といった経験が多い。ほかにも、いじめやひいき、保育に関する意見の相違などを挙げる回答もみられた。
3位は「保護者対応」で、経験が浅いうちは相談されてもうまく回答できず、苦手に感じてしまうという回答が多い。また、少し無茶なことを言われたり、保護者によって対応の難しさが違ったり、といった点も悩みの種となっている。
4位は「書類作成の方法」で、園によっては書き方が統一されていないこともあって、作成に戸惑った人からの回答が寄せられた。また、勤務時間内に終わらず、残業や持ち帰って作成するなどのケースもみられる。
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