レアジョブの法人向け事業子会社であるプロゴスは4月27日、AI英語スピーキングテスト「PROGOS(プロゴス)」を中央大学が採用し、利用開始したことを発表した。全学生2万5000人が対象。
「PROGOS」は、国際標準規格「CEFR(セファール)」に準拠したテスト問題とAI技術による採点の自動化により、ビジネス英語のスピーキング能力を速く手軽に低コストで計測できるテストサービス。
総合評価に加え、CEFRで定義されている6つの発話の質「表現の幅」「正確さ」「流暢さ」「やりとり」「一貫性」「音韻」の個別評価も行われるため、フィードバックをもとに弱点を把握し、効率のよい学習につなげることもできる。
導入背景としては、将来学生がグローバル人材として活躍するために不可欠な「英語スピーキング力」習得の多面的なサポートを行う上で、「聞く」「読む」英語力の測定は行っていたものの、「話す」力の測定についてはコストや利便性の課題から導入を見送っていたこと。PROGOSは、オンライン・低コストで受験でき、AIの自動採点によりすぐに結果が分かること。学生の現状把握や今後の目標設定に活用できそうなことを挙げている。
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