東京理科大学とSAS Institute Japan(以下、SAS)は3月16日、データサイエンスを活用した実社会の課題解決と、そのための人材育成を目的とした連携・協力に関する協定書を締結したことを発表した。
東京理科大学では、データサイエンスを活用した研究と人材育成のハブとなる機能を提供するため、2019年4月に「データサイエンスセンター」を設置し、学部生を対象とした「データサイエンス教育プログラム[基礎]」を2019年度から、大学院生を対象とした「データサイエンス教育プログラム[専門]」を2020年度から実施している。
実社会の課題をデータ活用(アナリティクス)で解決するためには、データの準備・分析・実装といった一連の取り組みが必要となるため、アナリティクス製品を有するSASがそのためのプラットフォームを提供したり、共同プログラムを展開したりすることで、東京理科大学におけるデータサイエンスの教育・研究・人材育成を支援する。
主な提携内容としては、「共同認定資格プログラム (SAS Academic Specialization) の実施」「AIプラットフォーム『SAS Viya(サス・バイヤ)』の教育・研究分野における活用検証」「人材交流・人材育成のための協力」「共同研究等の研究連携・協力」を挙げている。
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