日本エイサーは、文部科学省主導の「GIGAスクール構想」における学習者用端末の標準仕様に準拠する、文教市場向けAcer Chromebook Spin 511の新モデル「R753T-A14N」を、2021年夏に発売する。
同社は、文部科学省主導の「GIGAスクール構想」の早期実現に向けて、Acer Chromebookを含むノートPCの導入を積極的に後押ししている。2021年度は「GIGAスクール構想」の拡充を支援するべく、Acer Chromebookの供給体制を強化する。
今回発売される、11.6型コンバーチブルノートPC「R753T-A14N」は、令和2年度第3次補正予算より拠出される予定の、高等学校等対象生徒の端末整備事業における補助金活用を検討する、自治体や学校向けに販売される。
数秒で起動し、セキュリティ対策など常に最新の状態が維持されるChrome OSを搭載。データは常にクラウドに保存されるため、情報共有も簡単に行える。
画面が360°回転することにより画面の共有も容易で、マルチタッチ対応に対応しているためタブレットのような使い方もできる。さらに最新の無線LAN規格、Wi-Fi 6にも対応。インカメラとアウトカメラを搭載し、インカメラにはプライバシー保護に配慮したスライドカバーが付いている。
ディスプレイは耐久性に優れたCorning社製で、抗菌仕様のGorilla Glassを採用。さらに、今回新たな仕様としてベゼル部分でパネルを支えるパーツを幅広にすることで、パネルの破損防止機能をより強化した。
学校での使用環境を考慮し、米国国防総省の定める基準「MIL-STD 810H」(防塵のみ「MIL-STD 810F」)に準拠した、耐衝撃、防塵などの厳しいテストをクリアしている。キーボードは、最大330mlの水滴に耐えられる防滴構造を採用し、固定式キーキャップにより、キーボードからキーを引き抜けない構造にしている。
CPUは、インテル Celeron プロセッサーを搭載。バッテリーは1回の充電で最大12時間の連続駆動が可能。インターフェースには、USB 3.2 Type-Cポート(2つ)やUSB 3.2 Type-Aポート(2つ)などを搭載している。
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