小学校で使われるドリルやテストなどの教材を発行している日本標準は3月1日、GIGAスクールの1人1台端末環境において、学習プリントの配信や学校教材紙面の閲覧ができるオンライン教材配信システム「StudyPot」を、2021年度から開始することを発表した。
先行おためし版は3月1日から、正式版は4月1日にサービスを開始する。
StudyPotは、日本標準の教材を採択することで、プリント集がWebブラウザ上で利用可能になるクラウドサービスで、追加費用を支払うことなく利用できる。全国の小学校の専用サイトが開設されており、郵送で提供されるURL・アカウント・パスワードを利用し、ユーザー側は登録・設定などを行わずに使用することができる。
対応コンテンツは、国語・算数・理科・社会のプリント集、くりかえし漢字ドリル・くりかえし計算ドリルの紙面データの一部、国語形成プリント・算数形成プリントのルビ付き版紙面データの一部。漢字の書き順のアニメーション表示などもサポートしている。
推奨ブラウザは、PCではGoogle Chrome、Microsoft Edge、Firefoxの最新版、タブレット・スマートフォンでは、Safari(iPad/iPhone)、Google Chromeの最新版となっている。OSは、Windows、iOS、Chromebookのいずれにも対応している。
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