ROLLCAKEは、2020年に卒園式を経験した母親を対象に実施した、「コロナ禍の卒園式」に関する意識調査の結果を、2月26日に発表した。同調査は、2020年に卒園式を経験した母親221名に対して、2月22日~25日の期間に行われている。
調査対象者に、卒園式で心残りになっていることがあるかを尋ねたところ、78.3%が「ある」と回答した。
心残りの具体的な内容としては、「マスクを着用している状態の写真や動画が多い」(44.5%)がもっとも多く、「子どものお友達どうしの交流が満足にできなかった」(43.9%)、「先生への挨拶が満足にできなかった」(38.2%)がそれに続いている。
卒園式で、やっておけばよかったと思うことがあるかを尋ねた質問では、47.1%が「ある」と答えた。具体的な内容としては、「早めに登園し、卒園式前に記念撮影を済ませておく」(42.3%)、「感謝を伝えたい人へお手紙を準備しておく」(30.8%)、「カメラスタンドを持っていく」(22.1%)が上位を占めた。
卒園式への出席が保護者1名に限定されていた母親に対して、1名出席によって困ることがあったかを尋ねたところ、「あった」という回答は67.4%に達している。
困ったことの内容としては、「写真や動画などの撮影で卒園式を見ることに集中できなかった」(53.2%)が最多だった。以下、「卒園式を見ることに集中して、写真や動画などの撮影が思うようにできなかった」(40.3%)、「動画撮影と写真撮影の両方を行うことが難しかった」(38.7%)が続いた。
すでに卒園式を経験した母親から、今年卒園式を迎える母親に向けた、卒園式に「持っていった方がよいモノ」としては、「カメラスタンド」「膝掛け」「自撮り棒」などが挙げられている。「注意すべき点」としては「ソーシャルディスタンスのため子どもが見やすい席に座れないことがあるので早めに園に行ったほうがよい」「あまり早すぎても園に入れない。トイレを借りることができなかったので必ず事前に」「保護者1人だけ参加が多いので、荷物はなるべく少なく、カメラスタンドや自撮り棒を使った方がよい」といった意見が寄せられている。
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