CCC MARKETING HOLDINGSは、18~20歳の男女を対象に実施した「若者のライフスタイルに関するアンケート調査」の結果を、1月8日に発表した。
同調査は、18~20歳の男女600名に対して、12月18日~22日の期間に行われている。
調査対象者に、いま悩んでいることを尋ねたところ(複数回答)、「今後の未来のこと」(46.3%)がもっとも多く、「お金のこと」(45.7%)、「仕事・就職のこと」(44.5%)がそれに続いた。
年齢別でみると、18歳では「今後の未来のこと」(44.5%)、19歳と20歳では「仕事・就職のこと」(どちらも51.0%)が最多となった。20歳の悩み1位を過去の調査結果と比べてみると、2016年から2018年は「今後の未来のこと」、2019年では「お金のこと」だったが、2021年は「仕事・就職のこと」がはじめて1位となっている。
2021年に積極的に取り組みたい・チャレンジしたいことを尋ねた質問(複数回答)では、「学問」(55.2%)がもっとも多く、「趣味」(46.7%)、「アルバイト」(43.7%)、「資格取得」(35.8%)、「恋愛」(31.8%)がそれに続いた。
将来やりたいことが決まっているかを尋ねたところ、6割の人が「決まっている」「だいたい決まっている」と答えており、18歳では7割、19歳・20歳では6割に達している。
将来やりたいことを探したり、考えたりする際に、誰またはどんな情報媒体を参考しているかを尋ねた質問(複数回答)では、「インターネット(SNS以外)」(46.3%)、「両親・家族」(35.3%)、「友人・知人」(31.5%)、「学校や職場の先輩」(28.0%)、「本」(24.0%)が上位となった。
今後、どのような生活スタイルを望んでいるのかを尋ねたところ、「自分の好きなことや興味のあることに囲まれた豊かで楽な生活スタイル」(26.8%)が最多だった。以下「自分の好きなことややりたいことに、時間と手間を集中させる生活スタイル」(16.3%)、「のんびり気ままな自然志向の生活スタイル」(15.7%)が上位を占めている。
なお、野心を求めるような「自分を磨き、新しいことにどんどんチャレンジして、世の中に自分を表現する生活スタイル」(14.2%)はそれほど上位には入らず、SDGsやエシカルを志向するような「社会や地域の問題に積極的に取り組み、自分の知識・経験・能力を社会に還元する生活スタイル」も4.7%に留まった。
買い物に対する意識を尋ねた質問(複数回答)では、「買物は楽しい」(51.0%)、「流行の商品でも自分の趣味に合わなければ買わない」(41.5%)、「買い物にはコストパフォーマンスを求める」(38.3%)、「自分に必要な物だけを買う」(36.2%)「買い物をするとストレス発散になる」(28.3%)が上位を占めている。
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