立命館大学は、新型コロナウイルス禍における学生交流の新たな場として、インタラクティブオンラインキャンパス「Ritsumeikan Cyber-Campus(βversion)」を、12月23日に公開した。
「Ritsumeikan Cyber-Campus(βversion)」は、ブレインストーミングやワークショップなどのチーム作業で注目されるオンラインホワイトボードサービス「Miro(ミロ)」をベースに、学生と大学が連携して立ち上げられた。学生だけでなく、校友や父母、教職員をはじめ、広く一般の人も参加できるオンラインキャンパスとなっている。
参加者はオンライン上につくられた複数の島(キャンパス島やサークル島など)を自由に移動しながら、大学や学生の活動について理解を深めることができる。また、ZoomやSlackなどのコミュニケーションツールとの連携により、多くの人との交流をすることが可能。例えば、3キャンパスに所属する400を超えるクラブ・サークルや学生サポート団体に所属する学生から入部を検討している学生が説明を受けたり、交流を深めて入部したりする使い方を想定している。
同大学では、キャンパスにおけるリアルな活動を充実させた上で、積極的にサイバー技術を取り入れ、リアルとサイバーを融合させた「立命館版キャンパスDX(Digital Transformation)プラットフォーム」づくりを進める。「Ritsumeikan Cyber-Campus(βversion)」もその1つであり、まずはクラブ・サークルなどの情報発信、交流からスタートし、今後も機能を拡張していく。
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