学情は、2021年3月卒業(修了)予定の大学生・大学院生を対象に実施した、「就職活動・内定獲得の状況」に関する調査の結果を、12月24日に発表した。
同調査は、学情が運営するダイレクトリクルーティングサイト「あさがくナビ2021」来訪者に対して、11月17日~12月16日の期間に行われ、416名から有効回答を得ている。
調査対象者のうち、現在就職活動を継続している学生の62.4%は「内定を獲得していない」と答えている。「内定を獲得し、内定承諾している」は21.7%、「内定は獲得したものの、内定辞退した」は15.9%で、合わせて37.6%は内定を得た上で、より納得できる入社先を探すために、就職活動を継続していることがわかった。
内定を得た上で就職活動を継続している理由としては、「より自分に合う企業を探したいから」(64.3%)がもっとも多かった。以下、「より希望に合う業界・職種で働ける企業を探したいから」(31.8%)、「コロナ禍で数社しか選考を受けられず、入社を決めていいか分からない」(26.6%)が続いている。
内定を得られず就職活動を続けている理由を尋ねた質問では、「コロナの影響で、就職活動を始めるのが遅くなったから」(57.6%)がもっとも多い。「コロナの影響で、就職活動を一時中断していたから」(41.6%)、「コロナの影響で、希望していた業界・企業の採用がなくなったから」(26.7%)がそれに続いた。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア