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eboard、ろう・難聴児や外国につながる子のオンライン学習機会を保障する「やさしい字幕」プロジェクトを開始

 NPO法人eboardは、コロナ禍においてオンライン学習機会の確保が困難となっている、ろう・難聴児、日本語の支援が必要な外国につながる子のために、小中学生向けの映像授業約1600本に字幕をつける「やさしい字幕」プロジェクトを公開した。現在、字幕の作成・編集に協力する企業・団体などの社員や個人、約1000名の「在宅オンラインボランティア」を募集している。

 同法人は「学びをあきらめない社会の実現」をミッションに、映像授業とデジタルドリルで個々に応じた学習をサポートするICT教材「eboard(いーぼーど)」を、国内800カ所以上の学校や学習塾、NPO等に提供している。

 ICT教材「eboard」は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う3~5月の全国的な学校休校期間においては、オンライン授業に取り組む学校や学習塾を中心に100万人以上に利用された一方で、ろう学校や外国につながる子どもを支援するNPO等からは、聴覚障がいや日本語への配慮を求める要望・問い合わせが相次いだ。そこで、コロナ禍でのオンライン学習や今後のICT環境の整備を見据え、ろう・難聴児や外国につながる子どもたちの機会保障に向けて、本プロジェクトを開始するに至った。

 「やさしい字幕」は、字幕の表示量の調整、言葉や文章構造の簡素化を行うことで、学習のハードルが下がるよう編集されている。文章の簡素化を行うことで、AIによる自動翻訳の精度が上がるため、各国言語の翻訳字幕を使った学習の支援に利用することもできる。「全国のろう学校の児童・生徒、難聴児」「外国につながる日本語の支援が必要な子」「発達障害などの学習の困りごとを抱えた子」を主な対象として、計7万人以上の学習機会を保障する取り組みとなる。

「やさしい字幕」を英語に自動翻訳した字幕

「やさしい字幕」を英語に自動翻訳した字幕

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https://edtechzine.jp/article/detail/4931 2020/12/24 08:00

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