Z会は、「Z会の通信教育」中学生コースにおけるタブレット学習サービスを2021年度から刷新し、「人の指導×AI技術」を取り入れた新タブレットコースの提供を行う。
新タブレットコースでは、「AIスマート深化学習」として同社が長年蓄積してきた良問・添削指導ノウハウをAIに組み込み、人による指導と掛け合わせることで、自宅にいながらにして「最短ルートでの完全習得」へと導く。
映像授業での学び、良問での演習、プロの添削者による指導は、すべてタブレット端末上で完結し、入試に対応した記述式問題の添削答案も、タブレット端末上で回答して、ボタンをタップするだけで提出できる。
中学1年~3年の、全単元の取り組み状況はタブレット端末を通じて蓄積され、日々の学習や定期テスト対策を、より高い効果で実現していく。
定期テスト対策では、テスト範囲を設定すると日々の学習履歴と到達度をAIが解析し、教科書対応の定期テスト対策用問題から速効テスト対策プランを自動生成する。取り組むべき課題から優先的に取り組めるので、最短ルートで目標点を目指せる。あわせて、定期テスト対策用の問題が基礎レベルから応用・発展レベルまですべて公開されているので、自身のペースで数多くの問題に取り組むことも可能になっている。
また、中学3年分の単元カリキュラムを公開するため、先取り学習や復習、テスト対策にも自由に取り組める。
英語講座では、新学習指導要領で重視されている「聞く」「読む」「書く」「話す」の英語4技能のすべてをバランスよく伸ばすことができる。受講開始時には国際標準であるCEFR(セファール)を日本人の英語学習に最適化した「CEFR-J(セファールジェイ)」に沿って、4技能ごとの実力を細やかに診断し、AIが技能別に到達度を解析しながら最適な課題をリアルタイムで出題していくことで、1人ひとりに最適な英語4技能の習得を可能にする。
そのほか、英語講座では外国人講師との1対1でのプライベートレッスンを毎月標準で提供するとともに、「英検対策」も用意している。
なお、英語講座は通常の講座のほかに、学校とは異なる軸で英語4技能を高める特別講座「Asteria」も選べる。「Asteria」では学校の授業や大学入試の枠組みを超えて英語力を高めることで、英検準1級レベルまで対応する。
入試対策としては、中学1年から入試を意識した演習を用意することによって定着を図る。また、中高一貫校に通う生徒に対しては、日々の教材の出題形式や出題内容にこだわって問題を作成している。
中学1年・2年の間は、カリキュラム学習の節目にこれまで学んだ単元の総合問題を配信し、計画的に入試を意識した演習に取り組む。中学3年の後半からは、入試対策演習に特化したカリキュラムを配信する。さらに、長期休みの前には全国レベルで自身の実力を測れる記述式テストを実施する。
また、新タブレットコースの提供にあわせて、学習に適した専用タブレット端末とタッチペンを同時にリリース。11月30日~2021年4月14日の期間に新規申し込みを行った会員には、専用タブレット端末とタッチペンを無料または割引価格で購入できるキャンペーンを実施している。
受講開始は2021年3月1日で、公立中学に通い高校受験を予定している新中学1年生~新中学3年生を対象にした「中学生タブレットコース」と、中高一貫校に通う生徒を対象にした「中高一貫コース」を用意する。
「中学生タブレットコース」の税込受講費用は、新中学1年生本科5講座セット(英数国理社)が8115円、新中学1年生Asteria英語5講座セット(Asteria数国理社)が8514円。「中高一貫コース」の税込受講費用は、新中学1年生本科3講座セット(英数国)が7884円、新中学1年生Asteria英語3講座セット(Asteria数国)が7178円。いずれも12カ月一括払いの場合の1カ月あたりの価格。
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