Channel Corporationは、岡崎人事コンサルタントと連携して、コロナ禍における新たな就職支援として、東京女子大学などにChannel Corporationが運営する「チャネルトーク」を導入し、チャットでのキャリアカウンセリングを実施している。
今回の、大学へのチャットカウンセリングの導入は、新型コロナウイルス感染症の影響で、大学構内のキャリアセンターが閉鎖され、従来の対面でのキャリアカウンセリングが難しくなったことを受けて、岡崎人事コンサルタントが東京女子大学側に提案した。
チャットツールの選定・導入にあたっては、事前に150名の大学生に3種類のチャットツールを試験運用してもらい、使い心地をアンケート調査した結果、「チャネルトーク」が5段階の総合評価で4.3を獲得している。実際に試用した学生からは「絵文字も使いやすく、LINEみたいに気軽に書き込めた」「チャットの画面が堅苦しくなく、相談しやすい雰囲気があった」といった、「チャネルトーク」に対するポジティブな意見が多く寄せられた。
チャットカウンセリングの導入によって、カウンセリング可能な人数が制限される問題も解消されている。学生からの就職相談の約50%は、定型的な質問であることから、「自己分析」「業界・企業・職種研究」「選考対策」といった学生がよく相談する質問は、サポートbot機能を用いてあらかじめ回答を設定し、学生からの相談に24時間いつでも自動で対応できるようにした。
なお、具体的に相談したいことがある場合は、「オペレーターにつなぐ」ボタンから、事前に告知している約1時間の時間内で、担当者によるチャットカウンセリングを実施しているという。
Channel Corporationと岡崎人事コンサルタントは、今回のチャットカウンセリングの導入・運営によって培ったノウハウを活かして、今後も大学における就職相談のDX化支援を強化する。事前公開や長期利用に協力してくれる先着10校には、岡崎人事コンサルタントが「教育機関向けチャットボットの作成支援」「オペレーターの対応マニュアル贈呈」といった導入支援を提供する。
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