情報処理学会は、オンライン開催となる「第3回中高生情報学研究コンテスト」の申し込みを受け付けている。締め切りは12月25日の12時。
情報処理学会では、会費無料の「ジュニア会員制度」を2015年度より実施している。小学生から大学学部3年生まで会費無料で入会できる制度で、これらのジュニア会員向けに、情報教育に熱心に取り組んでいる学校や先生、生徒が参加できるイベントとして、2018年度より中高生を対象とした「中高生情報学研究コンテスト」を開始した。
高校生であれば共通教科情報科、中学生であれば「技術・家庭科」技術分野の「情報に関する技術」に沿ったテーマ研究など、日頃の情報分野での学習成果のポスター発表を行う。
2022年度実施の高校新学習指導要領の実施をふまえ、情報学分野に関し優れた研究活動を行っている中学生と高校生(中等教育学校の生徒、高等専門学校の1~3年生を含む)に、全国的な研究発表の場を与えるとともに、優れた研究を行った中高生に賞を与え、研鑽を深めてもらうことを目的としている。
イベントの開催日は3月20日。オンラインで開催される。応募資格は中学生、高校生、高専生(3年まで)で構成された4名以下のチームで、保護者または指導者など責任者が必要となる。参加費は無料。申し込み締め切りは12月25日の12時。
募集するテーマは以下の通り。高等学校共通教科情報科および中学校技術・家庭科技術分野「D情報に関する技術」の趣旨に即した以下の分野となっている。
- 情報の活用と表現
- 情報通信ネットワークとコミュニケーション
- 情報社会の課題と情報モラル
- 望ましい情報社会の構築
- コンピュータと情報通信ネットワーク
- 問題解決とコンピュータの活用
- 情報の管理と問題解決(情報通信ネットワークやデータベースに関係する分野に限る)
- 情報技術の進展と情報モラル
- ディジタル作品の設計・制作
- プログラムによる計測・制御
- 関連リンク
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