イー・ラーニング研究所は、子どもを持つ親を対象に実施した「2020年子どもの夏休みに関する調査アンケート」の結果を、7月27日に発表した。
同調査は、子どもを持つ20~50代の男女273名を対象に、6月21日~7月8日の期間に行われている。
調査対象者に、「今年の夏休みに体験させたいアクティビティ」を尋ねたところ、「キャンプ」がもっとも多く、「旅行」がそれに続いた。そのアクティビティを体験させたい理由を尋ねた質問では、「自然に触れさせたい」という回答が最多となっている。一方、体験させたいアクティビティとして、2割以上が「オンラインイベント・オンライン体験」と答えている。
「夏休みに勉強させたい習い事」としては、「英語・英会話スクール」がもっとも多く、「プログラミング」がそれに続いた。
オフラインとオンラインのどちらで習い事をさせたいかを尋ねたところ、「オンラインとオフラインの両方」という回答が74%に達しており、「オンライン」という回答と合計すると、9割以上の親がオンラインでの習い事を検討していることが明らかになっている。
新型コロナウイルス感染症の感染拡大にともなう夏休みの短縮について、どう思うかをたずねた質問では、半数超が「賛成」と答えた。
夏休みの短縮に「賛成」と答えた理由としては、「学校の遅れが取り戻せるから」が最多で、「反対」の理由としては「学習よりもその他の体験を大切にしてほしいから」という回答が約9割に達している。
「夏休みの授業に関する不安要素」としては、「感染予防対策」という回答がもっとも多かった。
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