教育サービス事業を展開するEduLab(エデュラボ)は、旺文社とEduLabが提供するAIを活用したオンライン試験監督システム「Check Point Z」に関して提携し、大学向けのサービス展開を開始することを発表した。
「Check Point Z」は、試験実施中の受験者の様子やPCの操作ログ等を全て記録し、AIと人によりそれらをチェックすることで、テスト受験者の受験中の様子を厳正に確認することが可能なシステム。目線の動きを追うアイトラッキングをはじめ、さまざまな技術を組み合わせることで実現し、より厳正な本人確認や不正行為チェックが可能となる。
すでに公益財団法人 日本英語検定協会と共同で、在宅で「英検」CBT版が受験可能となる新CBTサービスとして、今年度中の開始を目指し、開発にも着手している。
今回、大学向けの提案、検討は7月より本格開始。試験実施時期にコロナウイルス感染症拡大等何らかの事情で外出が難しい状況になっても、「確実な試験の実施」を担保するため、万が一の状況の備えとして本システムを導入、実際に活用しなかった場合利用料金は請求しないような、特別プランも準備している。
あらゆる形式の試験に対応でき、小論文や学力試験などの筆記型、コンピュータベースの試験、面接型の試験であっても活用が可能。入学試験への導入をするにあたっては、一部の入試スタイルに絞った導入から段階的に広げていくことが考えられる。
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