日本レジストリサービス(JPRS)は、インターネット教育の支援活動の一環として、マンガ小冊子『ポン太のネットの大冒険 ~楽しくわかるインターネットのしくみ~』を、全国の教育機関に無償で配布する。受け付けは8月31日まで。
『ポン太のネットの大冒険 ~楽しくわかるインターネットのしくみ~』の無償配布は、若年層にインターネットについての正しい知識を身につけてもらうことを目的としている。
同書では、Webサイトの閲覧やアプリケーションの利用、メールやメッセージの送受信など、あらゆる場面でインターネットを支える「ドメイン名」や「DNS(ドメインネームシステム)」について、マンガでわかりやすく解説している。
過去には、中学校「技術科」の情報分野や、高校の教科「情報」にて教材として活用されたほか、インターネット教育の一環としての学年全体への配布や、インターネット関連の部活動での配布・活用も行われた。
また、同書の配布先に行ったアンケート調査によれば、約半数の学校でインターネット教育の機会や教材が不足しており、多くの教育関係者が同書についてインターネット教育に「役立った」と回答し、半数以上が難易度は「適切」であると評価している。
なお、同書はPDF形式でのダウンロード・閲覧も可能で、英語翻訳版のPDFも用意する。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア