日本教育工学協会(JAET)は、2020年度第1回の「教育の情報化実践セミナー」を、7月4日にYouTubeでオンライン配信する。参加費は無料。
今回の「教育の情報化実践セミナー」では、先進的な2校を取り上げ、遠隔授業の導入や授業の実際、その学習効果などについて検討していく。
発表されるのは、3月3日からいち早く同時接続100名を超える規模で遠隔授業を展開し続けている和歌山大学の附属中学校における取り組み、およびさまざまなオンラインツールを活用して日々「6時限授業」を遠隔で行っている埼玉県さとえ学園小学校における取り組みで、発表後は2校の教員を交えて遠隔教育実施の体制づくり(システム面、人的配置、研修など)や効果的な授業を実現するポイントなど、多くの教育現場が抱える課題の解決方法を探る。
そのほか、AI学習ドリル、授業収録システムといった遠隔教育実施のために有効なツールを企業が紹介する時間も設けられる。
開催日時は7月4日13時30分~16時50分。参加対象は教員、教育委員会、情報に関する行政担当者、研究者、学生、企業。
参加にあたっては事前申し込みが必要で、申込者には配信URLがメールで送られる。また、当日は登壇者との双方向でのやり取りを可能にする環境の準備も予定している。
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