東京工科大学は、10月3日~6日に幕張メッセで開催される展示会「CEATEC JAPAN2017」において、同校が行っている教育ビッグデータのディープラーニング技術によるリアルタイム分析システム「ディープラーニング・対話・まなびプロジェクト」の研究成果や産学協同開発への展開案を公開する。
「ディープラーニング・対話・まなびプロジェクト」は、「ディープラーニング技術による教育ビッグデータの分析・可視化手法の開発・評価」として開始された研究プロジェクトで、PBL(Problem Based Learning)を中心としたアクティブラーニング支援サービスの整備と高度化を目的としている。
今回、開発されたシステムは、大規模なチャットデータをAIによって分析させ、リアルタイムで自動分類(タグ付け)することによって、データの統計的な定量的分析だけでなく、定性的に発言内容を解析し、それを定量的に表示できる。
同システムは、学習の解析だけでなく、SNSのデータやコールログといったテキストや音声データでも発言内容や意図、対話の進行状況といった定性的な特徴を解析し、結果を定量的に分析・可視化するといった応用も期待される。
展示エリアは「社会・街エリア」(小間番号:C029)で、会場では会話情報をリアルタイムで分析するシステムのデモンストレーションや、開発に携わった研究者による説明、産学協同開発の提案などを行う。
【関連リンク】
・東京工科大学
・「ディープラーニング・対話・まなびプロジェクト」
・「CEATEC JAPAN2017」出展内容
・「CEATEC JAPAN2017」
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