すららネットは、同社が提供する無学年式AI×アダプティブラーニング「すらら」において、新たな学力観に基づく小中学校範囲の理科・社会コンテンツの提供を、3月19日に開始した。
今回公開した新コンテンツは、文部科学省の「新しい学習指導要領の考え方」における学力観に基づいており、暗記科目ととらえられがちな科目についても、知識同士のつながりや深い概念の理解を目指した学習体験を、インタラクティブなレクチャーやドリルの形式で提供する。
理科コンテンツでは、身近な現象に対する疑問・問題提起を学習のきっかけとし、実験を中心にレクチャーを展開。アニメーションを活用するとともにインタラクティブな要素を多用した実験では、自分自身がその場で参加しているかのような疑似体験ができる。また、実験で得られた結果から考察を深め、要点や法則を理解するという流れによって、概念理解、本質理解を目指す。
社会コンテンツでは、新たな入試傾向である複数の図表やグラフなどから情報を読み取る能力を鍛えられるので、「なぜそうなったのか」がストーリーからわかる。レクチャーでは、グラフやデータの読み取りによるアクティビティを増やし、経験値を増やすことで初見の資料を読み解く入試に対応できるようになっている。他の分野で習ったことを積極的に参照、紹介し、地理×歴史×公民の分野を超えたつながりを示し、社会全体の体系的な理解を目指す。
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