ソニー・インタラクティブエンタテインメント(以下、SIE)は、ロボットトイ「toio」を使用したプログラミング教材・カリキュラムを、全国の小学校や民間スクール(塾・教室など)向けに4月より導入する。また、公式Webサイトでは、「toio×エデュケーション」を新たに開設している。
「toio」は、さまざまなジャンルの専用タイトルと組み合わせて、直接おもちゃを作って操作することにより、プログラミングや動きのある工作、アクションゲームなど、枠にとらわれない自由なあそびを楽しむことができるキューブ型のロボットトイ。
今回の「toio」を使ったプログラミング教材・カリキュラムは、4月より小学校でのプログラミング教育が必修化されることや、文理横断型の探索学習STEAM教育が近年注目されていることから、SIE開発協力のもと、内田洋行とアフレルが全国の小学校や民間スクール(塾・教室など)向けに企画・開発した。
内田洋行は、企業や学校・官公庁のICTシステムやオフィス・学校の環境構築によって「働き方変革」「学び方変革」を支援しており、今回は、全国の小学校向けに算数の授業で使える「toio」を活用したプログラミング教材を開発した。
アフレルは、企業から学校・民間スクールまでの教育支援サービスを提供。今回、全国の民間スクール(塾・教室など)向けに、「toio」を活用してアイデアを表現し、体験的にプログラミングを学べるコンテンツを開発した。
また、3月16日より、「toio」公式Webサイトにて「toio×エデュケーション」ぺージが新たに公開された。「toio」をプログラミング教育およびSTEAM教育に活用する利点や、実際に「toio」を既に学校教材・カリキュラムとして、市内一括導入している熊本県人吉市の導入事例を動画レポートなどで紹介している。学校や民間スクール関係者からの、「toio」導入に関する相談・問い合わせ窓口もWebサイト内で受け付けている。
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