SRJは、教育機関で導入されている速読トレーニングプログラム「みんなの速読」を全面的にリニューアルした、自立学習型能力開発ポータル「TERRACE(テラス)」を、3月2日にリリースする。
「TERRACE」は、20年以上培ったノウハウをもとに設計された速読トレーニング(脳の働きを活用したトレーニング法)をベースに、「読解力」「思考力」「表現力」を1つのアプリ内で総合的にトレーニングできるICT教材プラットフォーム。
ゲーミフィケーション研究の第一人者、岸本好弘氏による監修のもと「つらい、面倒」と感じる行動を「楽しそう、やってみたい、もっともっとやってみたい」へ変えるトレーニングが実現される。受講生は巨大図書館をイメージした世界に入り込み、経験値をアップさせながら次のトレーニングに進むなど、楽しみながら成果を実感でき、継続的にトレーニングができる設計となっている。
「速読解力講座」では、速読トレーニングを基本に、文章理解に必要な基礎的読解力の習得や、文章の全体把握、理解力の向上を目指し、読むスピードと内容理解を鍛えることができる。また、多くの文章に触れることで、読解力を支える語彙力、多読力を身につけられる。
「思考力講座」では、物事をさまざまな角度から見て、考えをまとめる力や自分の意見を論理的に説明する力を伸ばせる。計算問題ではなく、「情報・条件を使いこなす力」「筋道を立てて考える力」「ものの形を認識・想像する力」の3要素で構成された思考力問題に取り組むことで、考え抜く力をトレーニングできる。
さらに、脳トレの第一人者である川島隆太教授がCTOを務めるNeUが監修した、知能の基礎となる認知能力のパフォーマンスを高める13種類の脳力トレーニングも受講できる。
「表現力コース」では、義務教育初の民間校長を務めた藤原和博氏が提唱した、知識と実際の世の中との懸け橋になる授業「よのなか科」が配信される。「思考力・判断力・表現力強化」「学習意欲喚起のきっかけ」「小論・記述式問題対策」を目的としたキャリア教育教材で、動画は1本につき約10分で視聴できる。学校や学習塾のカリキュラムに合わせて、アクティブラーニング方式の講座設計が可能。
今後、リーディングとリスニングの2技能を中心にトレーニングできる「速読聴英語」コースも搭載される予定。
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