文部科学省が支援する「成長分野を支える情報技術人材の育成拠点の形成」の一環、enPiT-Pro(エンピットプロ)に採択された文部科学省支援事業「スマートエスイー」は、社会人を対象に「スマートIoTシステム・ビジネス入門」を、4月15日に開講する。
「スマートエスイー」は、日本オープンオンライン教育推進協議会(以下、JMOOC)、ドコモgaccoと共同で、最先端のICT技術が学べる13講座を、「gacco(ガッコ)」を中心としたJMOOC公認プラットフォーム上で順次開講する。現在、13講座のうち最初の開講となる「スマートIoTシステム・ビジネス入門」の受講者を募集している。
「スマートIoTシステム・ビジネス入門」は、「スマートエスイー」正規履修の講座の座学部分がオンライン上で閲覧できる動画で収録されたものであり、大学院レベルの講義を無料で学べる。通信・物理といったハード面から情報処理、アプリケーションといったソフト面、ビジネスまでIoTシステムに関する講座が提供される。
学習期間は4週間程度となっており、1週目で「IoT概論」、2週目で「IoTシステム構築技術」、3週目で「IoT通信方式・AIやディープラーニング」、そして4週目で「情報セキュリティとシステムの開発・保守・運用」について学ぶことができる。
「スマートエスイー」の概要
「スマートエスイー」は、AI・IoT分野でのイノベーション人材を育成するため、2018年6月から開始された社会人向けの教育事業。早稲田大学を中心とした35以上の大学、企業、業界団体による全国規模の産学ネットワークにより、AI・IoT・ビッグデータ分野を体系的に学び、領域を超えたケーススタディを行うことで実践力を養い、国際的に活躍できるイノベーション人材の育成を目指す。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア