BooQsは、オンライン問題集サービス「BooQs(ブックス)」上にて、学術研究により生まれた、頻出英文の9割をカバーする単語リストを問題集化し、1月16日に無料配信した。
「BooQs」は、「テスト効果(問題を解くことそれ自体が学習内容を記憶に定着させること)」「遅延効果(復習は長い間隔で行ったほうが長期記憶に定着すること)」「分散効果(間隔をあけて学習回数を増やすことで学習内容が記憶に定着すること)」といった学習の心理学に基づいて設計された、ユーザーが科学的に効果の高い学習ができるようにサポートするオンライン問題集サービス。
今回、BooQs上で無料配信されたのは、ラジオやテレビなどで使われる英文の92%をカバーする「NGSL(New General Service List)」、大学の教科書や講義などで使われる学術的な英文の92%をカバーする「NAWL(New Academic Word List)」、TOEICの英文の99%をカバーする「TSL(TOEIC Service List)」、ビジネス関連の専門誌や業界紙の英文の94%をカバーする「BSL(Business Service List)」の4つの英単語リストを問題集化したもの。
それぞれ「基礎英単語問題集」「学術英単語問題集」「TOEIC英単語問題集」「ビジネス英単語問題集」といった形をとっており、「4択問題」「記述問題」「リスニング問題」「発音問題」といった多様な出題形式を揃えている。
4つの英単語リストはいずれも学術研究から生まれた頻出英単語のリストで、このうちNGSLとNAWLは、2013年に青山学院女子短期大学のBrent Culligan、Joseph Phillips教授、明治学院大学のCharles Browne教授らによって、TSLとBSLは、2016年にCharles Browne、Brent Culligan教授らによって選出された。研究内容の詳細と英単語のデータは、公式サイトにて公開されている。
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