茶々保育園グループが平成29年4月に開園した茶々そしがやこうえん保育園は、「第11回キッズデザイン賞」における「子どもたちの創造性と未来を拓くデザイン部門」を受賞した。
茶々そしがやこうえん保育園の園舎は、「自然公園×クリエイティブ教育」というコンセプトにインスパイアされたデザインや、保育施設としてのユーザビリティ、周辺住民への配慮など、さまざまな要素が盛り込まれており、真っ白で洗練された壁面や、近代的な曲線などのデザインによって、公園で自然と触れ合う時間と、園舎内で実践するICT教育などのアクティビティとを、明確に区別している。
今回の「第11回キッズデザイン賞」受賞では、近隣住民への配慮として、住宅地に面する東側には窓を設けず、外観上の開口部は最小限にとどめつつ、天窓やルーフテラスによって開放感のある空間をデザインした点や、「クリエイティブ教育」実践を目的とした、4Kプロジェクター常設の「クリエイティブルーム」、園内各所に設置されたタッチパネル機器などが高く評価された。
「キッズデザイン賞」は、「子どもが安全に暮らす」「子どもが感性や創造性豊かに育つ」「子どもを産み育てやすい社会をつくる」ための製品・空間、サービスのうち、優れたものを選定して、広く社会へ伝えることを目的とした顕彰制度。日用品をはじめ、住宅、街づくり、ワークショップ、調査研究など、幅広い分野が対象となっている。
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・茶々保育園グループ
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・「キッズデザイン賞」
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