ユーキャンは、10代~40代の男女を対象に実施した、2020年のトレンド予測と資格取得に関する意識調査の結果を、12月5日に発表した。
同調査は、10代~40代の男女356名(男性160名、女性196名)を対象に、11月1日~8日の期間に実施されている。
同調査のうち、2020年に政治・経済・社会関連で話題になりそうなことを尋ねた設問で、「最後の『大学入試センター試験』が実施」が2位に、「全国の小学校で英語が『教科』として正式にスタート」が3位に、「全国の小学校で『プログラミング教育』が必修化」が4位に、それぞれランクインした。
生涯学習・資格取得と密接に関わる教育改革について実施した追加調査において、「教育改革が2020年に行われると聞いたことがあるか」を尋ねたところ、「聞いたことがあった」が65.4%に達し、3分の2の人が教育改革について知っていることがわかる。
「教育改革は、大人の学びやスキルアップに対する意識が変化するきっかけになると思うか」を尋ねた質問では、「大きく変化すると思う」(17.7%)、「どちらかというと変化すると思う」(47.5%)と、65.2%が変化すると考えている。
「教育改革が進む中で、社会で活躍するに際して重要だと思う能力は何か」を尋ねた質問では、「多種多様な人とかかわるためのコミュニケーション能力」(36.2%)が1位で、以下「ストレスに負けない精神力・思考」(34.8%)、「グローバル化に対応した英語・語学力」(30.6%)が続いた。
2020年に取っておくと武器になると思う資格を尋ねたところ、「TOEICテスト」(21.9%)、「ファイナンシャルプランナー(FP)」(19.1%)、「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)」(16.9%)が上位となっている。
2020年に実際に取得してみたい資格としては、同じく「TOEICテスト」(12.6%)、「ファイナンシャルプランナー(FP)」(11.8%)、「マイクロソフト・オフィス・スペシャリスト(MOS)」(9.3%)が上位を占めた。
そのほか、「資格の取得や自身のスキルアップについて興味があるか」を尋ねた質問では、「とてもある」(23.3%)、「少しある」(46.9%)と、7割以上がスキルアップに興味があるという結果となっている。
「今後、新たな資格を取得したいか」という質問でも、「とても取得したい」(26.7%)、「どちらかというと取得したい」(44.4%)と、多くの人が資格取得に意欲的なことがわかった。
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