ドリームエリアは、未就学児~大学生の子どもを持つ保護者を対象に実施した、子どものインターネット利用に関するアンケート調査の結果を、12月5日に発表した。
同調査は、同社が提供する地域コミュニティサービス「マチコミ」の利用者で、未就学児~大学生の子どもを持つ保護者を対象に11月18日~12月3日の期間に実施され、2万6704名から有効回答を得ている。
調査対象者に、子どもに与えているスマートフォンなどのインターネットに接続可能な機器を尋ねたところ、「ゲーム機」(28%)がもっとも多く、「専用のスマートフォン」(25%)がそれに続く。
年齢別では、小学校低学年~中学生はスマートフォンの所持比率が低く、ゲーム機の所有率が高い。
子どものインターネット利用に不安を感じるかを尋ねた質問では、9割近くが不安を持っている。
子どもに与えているインターネット端末に、何らかの制限をかけているかを尋ねたところ、約6割の保護者がフィルタリングサービスや機能制限などを行っていると回答した。
子どもが犯罪に巻き込まれないようにするために、機能制限やフィルタリングサービスが有効だと思うかを尋ねた質問では、8割以上が「有効」と回答している。
子どもに対してインターネット利用時の注意点を話しているかを尋ねると、「頻繁に話している」(23%)、「たまに話している」(37%)を合わせて、6割の保護者が子どもにインターネット利用における注意喚起を行っていることが明らかになった。
しかし、年齢別で見ると、子どもに注意点を話していると回答した割合は、小学校低学年では半数にとどまっている。
保護者から見て、自身の子どもがインターネットの危険性をどの程度理解していると思うかを尋ねた質問では、「よく理解している」という回答はわずか10%で、多くの保護者は子どもがインターネットの危険性を理解できていないと考えていることがわかる。
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア