セルシスが電子書籍ビューア「BS Reader for Browser」を提供している、講談社の「じぶん書店」の仕組みを活用した電子書籍サービスが、神奈川県足柄上郡松田町の教育現場へ提供される。開始は今秋。
松田町は、小中学生に1人1台のタブレット端末を支給しており、松田町と講談社が締結している「学校教育環境の充実」に関する「包括連携協定」の第1弾として、小学生(5~6年生)および中学生(1~3年生)向けに、朝の読書の時間に毎月10冊程度の電子書籍を月替わりで提供する。
「じぶん書店」は、スマートフォンだけで自分の電子書店を開設可能なブラウザベースのサービス。講談社が展開している電子書籍約3万2000点から売りたいタイトルを選び、推薦コメントを入れるだけで簡単に自分の電子書店を開ける。
電子書店の開設に費用はかからず、電子書籍が売れた場合は10%のアフィリエイトコインが電子書店を運営するユーザーに振り出される。コインは電子書籍の購入や書店の拡張に使えるほか、エクスチェンジサービスとの連携によって他のポイントやマイルにも替えられる。
「BS Reader for Browser」は、HTML5技術を利用したWebブラウザ上で動作する電子書籍ビューア。専用ビューアアプリが不要なためマルチデバイスに対応でき、さまざまなWebサービスとのシームレスな連携が可能になっている。
【関連リンク】
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・神奈川県足柄上郡松田町
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