OKIワークウェル(以下、OWW)は、9月30日~10月4日の5日間、熊本県立松橋支援学校にて、高等部普通科の生徒を対象に「会社に行かない働き方(在宅勤務)」を体験する遠隔職場実習を実施した。
今回の遠隔職場実習ではOWWの社員が講師を務めた。講師となった社員は重度障害があり、通勤が困難。こうした自らの経験を活かし、自宅からネットワーク経由で、在宅勤務において重要なコミュニケーションなどのビジネススキルと、文書作成技術などのITスキルについて、実習を交えた指導を行った。参加した生徒2名は、講師とコミュニケーションをとりながら、在宅で働く体験をした。
実習を通じて、在宅勤務社員からは「在宅勤務という働き方だってある」「社会性、コミュニケーション能力を身に付けて欲しい」というメッセージが伝えられた。また、参加した生徒2名からは「卒業後は働きたいので、残りの高校生活でパソコンの専門知識を学んでいきたい」という感想が聞かれた。
2004年より開始したOWWによる特別支援学校向けの遠隔職場実習参加者は、延べ160名を超えている。
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