AI時代に子育てや教育の不安を解消する一助として
2019年9月1日の1ヵ月間にAmazonで売れた教育関連本、1位から50位までを一挙に紹介(Amazon協力のもと、「教育学」ランキングから作成)。下記ではトップ3を簡単に紹介する。
9月の1位は『AIに負けない子どもを育てる』(東洋経済新報社)。話題を呼んだ新井紀子さんの『AI vs. 教科書が読めない子どもたち』の続編で、AIが苦手とする読解力を身につけるための授業や取り組みが紹介されている。
2位は『麹町中学校の型破り校長 非常識な教え』(SBクリエイティブ)。東京都千代田区立麹町中学校で宿題や定期テストの廃止など常識をひっくり返す取り組みを行っている工藤勇一さんの著書で、実践的な知見によって教育や子育てに関する勘違いやジレンマの解消が試みられている。
3位は『私たちは子どもに何ができるのか』(英治出版)となった。最新の研究データを用いて好奇心や自制心といった非認知能力を育む方法を解説した翻訳書で、幼児期や思春期の子どもとどのように接すればいいのかが解説されている。
1位から50位までの全体ランキングについては次のページに掲載。正解のない世界でいかにベターな方法論を手に入れるか、そのきっかけとしてもらえれば幸いだ。
※なお、前月順位についてはデータ取得の方法・仕様により変動する場合があるのでご了承を。